コアサーバー移行作業でwordpressサイト非表示不具合の対処法!簡単5分でできる!
先日、こちらのブログでも使用しているコアサーバーの移行作業があり、wordpressのサイトが軒並み表示されなくなりました。
私と同じケースの方が多いかはわかりませんが、私が行った対処法・対応策をご紹介します。
不具合が起きた環境もろもろ
私の使用サーバー移行完了したのが、10月30日。
そして、気づいたのが遅かったのですが、11月3日にサイト非表示を確認しました。
こういう場合は焦らず事象を確認し、原因を探ります。
エラー内容
画面に表示されていたのは、HTTP500エラー。
これは、サーバーは動いている状態(サーバーダウンではない)で、perl、php、CGIなどの不具合が原因のエラーとなります。
※そもそもサーバーがダウンすれば500エラーを返すことができないので、サーバー以外の原因を疑います。
サイト構築
WordPress
サーバー
コアサーバー(coreserver.jp)
今回のサーバー移行に伴う変更点は以下となります。
主な変更点
従 来 | リニューアル後 | |
---|---|---|
IPアドレス | 変更なし | |
リージョン | 1ヶ所 | 複数選択可(予定) 東日本(東京DC) 西日本(大阪DC) |
CPU | 最大8コア | 最大28コア |
メモリー | 最大16GB | 最大384GB |
ストレージ | SSD+HDD (RAID) | ピュアSSD(RAID) |
転送量 | 100GB/月(CORE-MINI) 250GB/月(CORE-A) 500GB/月(CORE-B) 1000GB/月(CORE-C) |
無制限 |
PHP (デフォルト) |
5.3 + FastCGI (5.4/5.5/5.6/7.0/7.1 FastCGI選択可) |
7.1 + FastCGI + OPcache + APCu (5.3/5.4/5.5/5.6/7.0 FastCGI選択可) 変更の可能性あり |
Perl(デフォルト) | 5.8系 | 5.16系 (5.8系も利用可) |
Ruby (デフォルト) |
2.2系 | 2.3系 (1.8~2.4まで利用可) |
MySQL (デフォルト) |
5.1 | 5.7 |
PostgreSQL (デフォルト) |
8.2 | 9.6 |
SSL/TLS用 メールサーバー名 |
サーバー名.value-domain.com 例:s1-coreserver-jp.value-domain.com |
サーバー名 例:s1.coreserver.jp |
Webサーバー | Apache 2.2系 | Apache 2.4系 |
HTTP/2 | 非対応 | 対応 |
無料SSL | 非対応 | 対応 |
バックアップ | - | 東京DC・大阪DC間 バックアップ可 (オプション予定) |
この中で、疑った箇所は以下2点。
今回はphpのバージョンを戻すだけでサイトを表示させることができました。
- php:5.3 → 7.1
- MySQL:5.1 → 5.7
では、簡単に5分以内で行えた対応方法をご紹介します。
対応方法
コアサーバー管理画面にアクセスする。(https://cp.coreserver.jp/site/)
- 左メニュー「サイト設定」をクリック
- 「一括変更」をクリック
- phpのバージョンを「php53」に変更し、実行する
これだけで、私はサイトが表示されるようになりました。
wordpressを使用されている方で、これでうまくいかない方は、FAQページを参照いただくか、お遠い合わせされた方がいいかもしれないですね。
FAQページには、MySQL接続ポートの変更方法などの記載もありますので、参考になさってみてください。
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wordpressのphpファイルを触られる際は、必ずバックアップをとられることをオススメします!
⇒コアサーバーリニューアルにおけるサーバーシステムの増強と移行についての詳細はこちら